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2011アジア杯 対 シリア戦
サッカーTV観戦しながら飲んだオレンジジュースが味が濃すぎてゲンナリしていた灯夢ユウキです!
まず、前回のヨルダン戦でのコラムでしたが、1部訂正がございます。
得点シーンでの記載が『FK』となっていましたが、正しくは『ショートコーナー』からです。謹んで訂正申し上げます。
そんな修正個所を発見しながらも、今夜も観ましたアジア杯のシリア戦!
いやぁ~っ、いろんな意味で興奮しましたよ☆
では、シリア戦のメンバーです♪
GK: | 1 | 川島永嗣 |
---|---|---|
DF: | 4 | 今野泰幸 |
5 | 長友佑都 | |
6 | 内田篤人 | |
22 | 吉田麻也 | |
MF: | 7 | 遠藤保仁 |
8 | 松井大輔 | |
→ | 13 細貝萌(後半47分) | |
10 | 香川真司 | |
→ | 9 岡崎慎司(後半20分) | |
17 | 長谷部誠 (cap) | |
18 | 本田圭佑 | |
FW: | 11 | 前田遼一 |
→ | 21 西川周作(後半29分) |
サブ: | 23 | 権田修一 |
---|---|---|
2 | 伊野波雅彦 | |
3 | 岩政大樹 | |
12 | 森脇良太 | |
20 | 永田充 | |
14 | 藤本淳吾 | |
15 | 本田拓也 | |
16 | 柏木陽介 | |
19 | 李忠成 |
って感じで、スタメンは前戦ヨルダン戦と同じです。でも、良く見てください。サブのGK西川選手がFW前田選手と交代してますね。
そうです!
今回は退場劇で荒れました…(汗)
まず、この試合。
前大会準優勝のサウジアラビアを破り波に乗るシリアを、まさかの初戦ドローで出だしでつまずく日本が、どう対応するかという構図でした。
シリアも日本まで喰ってやる気マンマン!
短期決戦の予選。第2戦目での引き分け以下は自動的に予選脱落を意味します。TVでは早くも迎えた天王山なんてコメントしてました。
大げさのようにも感じますが、でも、実際そのぐらいの緊張感で望んでもらいたい試合でした。
前戦で露呈した連携の悪さにスピードの遅さ。その不安を修正出来ているのかが大きなカギ。それさえ出来ていれば問題はなかったのですが……。
そもそも昨日の朝。スポーツ新聞を読んでちょっと驚きました。シリア戦の審判団が3人とも中東。
別に人種差別をするワケではないですが、それでも、サッカー知識・技術は国によって偏りがあるのは確かなコトで、この試合、もしかしたら審判で荒れるか…?っと思ってましたら……。
そんな、どうでも良い予感が的中しました…(泣)
前半から日本は試合のペースを作ります。15分すぎるぐらいまでシュートが打てない展開でしたが、ボールは良くまわしてました。
でも、シリアも負けず劣らす。攻守の切り替えの早さや球際の強さはけっこうなハイレベル。
そんな展開を観ながら、意外と平等に笛吹くな、と主審に感心していたボクでしたが、そこから次第に先制点争いがし烈になり、選手同士の動きも激しさを増します。
シリアは良い動きでしたが、この手のチームは30分以降が苦しくなるのが王道パターン。日本のMF遠藤選手のようにボールを落ち着ける選手がいないので。
それに、このシリア戦は前戦とは見違えるぐらいにボランチのMF遠藤選手と長谷部選手の動きが良い。視野も広いし、なにより縦パスを入れる。前戦で問題点にあげていた個所をガッチリ修正してくれました。
こうなると攻守の切り替えは早くなり、DFやFWともバランスが取れます。
そして、だからこその35分の先制点!
MF本田選手・香川選手・松井選手という、2列目の選手が全てボールに絡み、最後はMF長谷部選手。キャプテンの1発で先制です。
ただ、前戦ヨルダン戦で日本も後半ロスタイムに同点に追いついた例があるように、中東に地の利があるシリアには油断ならない雰囲気がありました。
それが如実に見えたのが後半開始直後。選手も代えて猛烈にプッシュしてきました。日本も勢いは負けていませんが、ミスの許されないシーソーゲームの展開に。
しかし我らが日本は、そのミスの許されない中でミスをしました!
それがバックパス。状況的にもバックパスするタイミングではなかったですし、せめぎ合っている中で1歩でも後ろに引けば自分の首を絞めるコトになるコトは明白。
結果、ルーズボールが相手選手に取られ、飛び出たGK川島選手は必死に戻り手を伸ばし、相手選手を倒しPKの判定。
ここが今回の大きなポイントです!
バックパスのルーズボールが相手選手に渡り、すぐに縦パス。この時点でオフサイドのはずです。ですが、主審はその後に起きたGK川島選手のファールを取る。
これは絶対におかしい!
TVでも副審はオフサイドの旗を上げていました。結果、両チーム入り乱れての抗議。いやぁ……荒れました。大いに荒れましたよ。
こんな時に、なんで審判がインカム付けてやってるのか、そういう意味を強く問いたいと感じました。別室でモニター確認すれば細かな状況がわかるはずです。その連絡も素早く出来るはずです。なのに、それをしない。
完全にナンセンス!
ボクはここがサッカー後進国と言われても仕方がない部分だと思っています。大会のシステムやいざというときの連携。そういった部分がずさんすぎるのです。
こんなコトがあっては、どんなに良い試合しても選手や観客は面白くありません。
で、しかも、GK川島選手が1発レッドの退場。まったくなんだか意味がわからない。
ですが、これで日本は10人に!
FW前田選手に代わりGK西川選手が入ります。そしてPKはシリア成功。1-1の同点になります。
しかし、ここから日本は完全に魂の炎が点火します!
もちろん勝にきたシリアですが、それ以上の運動量とガッツで日本は応戦します。時折危ない場面もありましたが、GK西川選手がしっかりセーブ。途中出場のGKほど難しいモノはないですからね。ものスゴイ良い働きをしてくれたと思います。
個人的には、何人かいる一押し選手の1人なので、けっこう嬉しかったです♪
その後、日本のガッツが実り37分、今度はFW岡崎選手が粘ってPKを獲得。前に出て攻める気持ちがもぎ取った結果ですね。
このPKをMF本田選手が確実にGET。2-1して再びリード。
ここからはシリアもハードワークに出てきましたが、次第に焦りも見え始め、DFのサッバグ選手は、まさかの数分間で2枚のイエローカードをもらい退場。
やはり、こういう「もろさ」ですね。特にサッカーの下位ランキング国には良く起きる現象で、メンタルをコントロールする上に立てる選手もいなければ、各選手もそういった経験がないので対処できない。
体格や技術を持っていても、最後は見えない部分。日本は熱くはなってましたが、上手く悪循環は起こさないよう、みんなが共通認識で対処してました。それが生んだ10人でのゴール。
最高でした♪
最後は、まさかのロスタイム6分という、まったく悪い審判に当たった最後のとどめみたいな時間でしたが、ボクは4分か、最悪でも5分かと思ってました。なので、ビックリ。
しかし、日本代表は確実にしのぎきり2-1で勝利。
ホント、マジで興奮しましたね(笑)
今回、シリアの選手たちは悪くないと思っています。むしろ審判が問題です。カードの枚数も多かったですし、ましてやPKの判断が副審と別れるなんて言語道断。しかもPK2回。
もっと判断基準を厳格化して、機材やアイテムを使うなら使い、どの国でも審判レベルの向上に努めてもらいたいと痛感しました。
じゃないと、せっかくの良い試合も台無しですからね。
次戦はサウジアラビア戦です。やはり目指すは予選グループ1位通過。負けても通過は出来ると思いますが、しっかり実りある試合内容で、本戦に備えてもらいたいですね。
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