W杯 予選リーグ 対カメルーン戦
連日連夜サッカーW杯に夢中な灯夢ユウキです!
さてぇ……
ついに我が日本も予選リーグ第1戦をむかえました。
W杯に至るまでの親善試合では勝ち星が取れず苦戦していたのは周知の事実。なので、W杯の初戦に対する不安は相当に大きかったハズです。
しかし!!!
結果はカメルーンに対し1-0で勝利☆
ドイツW杯のときのような悪夢もおきるコトなく、予想以上の見事な立ち上がりと言えるでしょう。
直前で変えたフォーメーション。中村俊輔選手などの今まで主力であった選手をズバッとスタメンから外す采配。それらが上手く結果を出した形になったと思います。
スタメンは以下のとおり……
GK:川島 DF:中澤・闘莉王・駒野・長友 MF:長谷部・遠藤・阿部・大久保・松井 FW:本田
FW登録選手が5人もいるのにもかかわらず、スタメンでは大久保選手1人のみの出場。しかも1トップには本来MFの本田選手。ちょっとコレには意味不明な点が多く、不満も不安も残りますが、阿部選手をいわゆる『アンカー』という位置に置くフォーメーション4-5-1(4-1-4-1?)は効いていたように思います。
あと、MF松井選手とMF大久保選手のコンディションの良さ。コレが光ってました!
どうやら今回の選手選びには、コンディション維持が大きい判断材料になっているみたいで、その中でもこの2人は絶好調みたいですね。
コレはドンピシャで当たっていまして、松井選手も大久保選手も前を向いてドリブルで挑む場面も多く、それもけっこう高い位置、いわゆる『アタッキングゾーン』と呼ばれる得点チャンスの高い位置での勝負が目立ちました。
結果、松井選手のアシストが生まれるワケで、勝利への大きな呼び水になり、原動力になってましたね!
そして、日本はカメルーンに運動量で負けなかったコト。コレは大きいです。今までは終盤になりスタミナ切れで逆転負けが多かったですが、カメルーン戦ではそれを許さなかったです。
間違いなく良いスタートが切れたと思いますが、少々不安に思う部分もあります。それは、本田選手のゴールに対する評価と日本代表の勝利のマスコミ対応です!
まず本田選手のゴール。
確かに良く入れてくれました。トラップ&シュートも高いレベルでのテクニックでした。でも、それはW杯。できて当然。やれて当然。むしろ、ゴールできて普通と見るぐらいで丁度良いのです。
正直、個人的にはゴールよりもアシストの松井選手をもっと評価するべきですし、守備やチーム全体の組織を評価すべきです。
もしも本田選手がこれからもFW起用されるのであれば、ゴールはもちろん、最低でも勝利を呼ぶアシストは毎回必要です。それが出来てからの評価でしょう。1度の結果に対し、評価が大きく甘すぎです。
そしてマスコミ。
コレは毎回問題だと思います。スポーツニュースもワイドショーも『歴史的勝利』とか『記録に残るゴール』とか、もう違和感を感じずにはいられないぐらいの過大評価。じつにくだらない。
冷静に観てほしいです。まだ初戦の1つの試合が終っただけです。そして次戦がオランダです。ホントの強豪国に勝ってこそ、マスコミは冷静で平等な評価をするべきです。
まだまだ日本はサッカー、ひいてはW杯にウブだなぁ…っと、感じずにはいられないカメルーン戦のマスコミ対応。まるではしゃいでいる子供のよう。
もう喜ぶ必要はないのです。オランダ戦に向けて準備は始まっています!
今の岡田監督は、冷静にコンディションの良い選手を選んで使う方針でいるようです。それであれば、カメルーン戦で出番のなかった選手にも出場機会あるでしょう。オランダ戦も総力で戦ってほしいです。
真の意味で、これからの可能性を感じさせてくれるのは、次戦オランダ戦の結果を見てからでしょう。
もしも仮に勝利するコトができれば……もしかしたらホントにベスト4というもの絵空事ではなく、現実に見えてくるかもしれません。
オランダ戦が、ある意味でおおいに楽しみです♪
- トラックバックURLはこちら