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  • 04/26/00:56

2011アジア杯 対 カタール戦


昨夜の試合の興奮が今だ冷めるコトのない灯夢ユウキです!

アジア杯の準々決勝のカタール戦。皆さんは観ましたか?
ボクは、W杯を除くここ数年で1番興奮しながらTV観戦しました☆

それと言うのも……

カタール選手、汚い!!!

それに対し、興奮した、というよりも、怒りを覚えた、といった感じでTV観戦したので、テンションは上がりっぱなし。

なので、今回は汚いプレーに対し、意見をぶつけてみようと思います☆

今回のメンバーは以下の通りです!

GK: 1 川島永嗣
DF: 2 伊野波雅彦
  4 今野泰幸
  5 長友佑都
  22 吉田麻也
MF: 7 遠藤保仁
  10 香川真司
  20 永田充(後半48分)
  17 長谷部誠 (cap)
  18 本田圭佑
FW: 9 岡崎慎司
  11 前田遼一
  3 岩政大樹(後半19分)
サブ: 21 西川周作
  23 権田修一
  12 森脇良太
  13 細貝萌
  14 藤本淳吾
  15 本田拓也
  16 柏木陽介
  19 李忠成

GK川島選手が復活。そしてDF内田選手が出場停止のためDF伊野波選手がスタメンです。

そのカタール戦、とにかくプレーが汚く、そして卑怯!!!

特に目立ったのがFW23番のセバスチャン選手。長身のストライカーですが、この人、プレイ汚すぎです。

ポストプレーの際に相手DFにわざと体を預けてファールを誘ったり、足を削ってきたり、ヒジを使って隠れて攻撃したり、ホント観てて腹が立ちました。

聞けばカタール代表は5人も帰化選手抱えていて、FWセバスチャン選手もその1人。確か南米だったかな?

そんなカタールは、まるで多国籍軍!
ちょっと異様な光景でしたね…(汗)
まぁ…今大会のホスト国。そして2022年W杯の開催国も決まったので、サッカーの代表におけるレベルアップは急務なんでしょう。

我が日本代表も過去に帰化選手を入れて代表をレベルアップさせた事実はあります。ラモス選手・ロペス選手。そして、現在のDF闘莉王選手がそうです。でもこれって、必要最低限の確固たる補強であって、帰化選手でまわりを固めたいとは考えてないですからね。

なのでボクは、自国代表のレベルアップを考えるなら、多くの帰化選手をむかえるのはかえって良くないと考えています。

そんな背景があるという理由かどうかは知りませんが、とにかくプレーが汚いカタール選手!

FWセバスチャン選手を筆頭に、ほとんどの選手が普通に足を削りヒジを平気で入れてきます。

出だし、日本はペースをつかめません。このチームはちょっとスロースターターなところがありますが、今回はそれにカタール選手のラフプレイが重なり、まさかの先制点献上。

これにはショックでした!

日本のオフサイドトッラプ崩れで裏の左スペースを使われ失点。このあたり、今だDF陣の連携が万全ではない証拠かと思いますね。

そしてDF吉田選手の、まさかのイエローカード2枚で退場という事態も大きな問題です。これは完全にFWセバスチャン選手にしてやられましたね。

ずっとマッチアップでセバスチャン選手と吉田選手はやりあってました。これは推測を出ませんが、おそらくはセバスチャン選手の汚い狡猾なプレーに吉田選手は精神的にイライラきてたと思いますし、対抗心もあったでしょう。

ですが、これが罠です!

正直、DF吉田選手がイエローカードをもらった2つの場面は、そんなに悪質なモノではありません。ただ、ちょっとやりすぎというか、いつもならそこまでやらないのに、って感じで、ほんの少々気持ちの制御が出来なくなった結果だと思います。

でもセバスチャン選手からすれば、これで良いのです。自分のマッチアップ選手をどう狂わせ、あわよくば退場に誘う。それにやられた結果です。

DF吉田選手の2枚目イエローカードのFKが、そのまま得点につながり、この時点で日本は追いついていたのにもかかわらず勝ち越しを許す2失点目。

しかし、ボクに2つ、日本が勝つ要素があると信じていました!

まず1つ。カタールは汚すぎるというコト。
FWセバスチャン選手を筆頭に、ほぼ全ての選手が隠れたラフプレーをおこなっていました。ボクは後半9分に確信します。こんな汚いチームが勝つはずない。必ず日本は勝って、サッカーのあるべき姿を見せてくれる、と。

本来スポーツは、みんなを興奮させ楽しませ、そして、子供に夢を与える対象でなければなりません。汚いプレーを使い、内容ではなく、どんなコトをしても勝つ、といった選手はスポーツをする存在価値がない、というコトです。今回ももちろんそうです。

サッカー選手が、そういった誇りを持っていなければ、ただボール蹴りが上手い人間といった以外になにもありません。

そして、もう1つがMF香川選手の復活。
このアジア杯。ボクも香川選手に関してはいろいろ感じていました。そして今までアシストはあれど、大きな結果が出てませんでした。

しかし、1点目のほとんどFW岡崎選手のゴールと言っても良いのですが、でも、走り込んでヘッドで押し込んだのはMF香川選手です。この1点が日本にとって1点以上に価値がある得点でした。

だからボクは日本は負けないと確信してました!

それに、今の日本代表には苦難に耐えて、しかも覆す何かがあります。それはビシビシ感じてます。だから10人で戦っても、なぜか不利に感じません。むしろ、逆に選手の動きが良くなるようにも見えるぐらいです。

そんな日本代表ですからやってくれました。MF香川選手の2点目。そして同点。この時、日本代表に完全に背番号10が存在した瞬間でしたね。これで日本は10人でも攻撃力ではカタール以上になります。

カタールのFWセバスチャン選手や他数名の帰化選手は個人技としてはレベルは高かったと思います。それに自国開催というメリットもプライドもあったでしょう。

でも、攻撃はロングボールをセバスチャン選手に入れるパターンがほとんど。守備も日本を研究して縦のパスを良く切るわりには裏を取られるともろく崩壊するという、典型的なランキング下位チームだな、という弱さを露呈します。

それに付け加え狡猾な汚いプレー!

日本の背番号10番に同点を決められた瞬間、カタールの勝利は消滅しました。彼らは日本が10人であるコトを理由に延長戦に持ち込む構えです。

しかし、MF香川選手が今の日本代表のキーマンで、本来のオーラを取り戻してからが本当の日本代表になるとボクは前回のコラムで書きました。

なので、ここまで来てみすみすカタールに延長戦はプレゼントしません。90分で決着がつくと感じたのは後半35分過ぎ。

それが現実になります!

やはりMF香川選手のプレーからです。中央からの切り込みでDF1人かわしGKもかわし、これはもらったと思った瞬間、相手DFにスライディングで倒されます。でも、こぼれたボールにオーバーラップしたDF伊野波選手が詰めてゴール。

まぁ…仮にシュートできなくても、これはあきらかにカタールDFのファールでPKだったでしょう。ボールじゃなくて足に完全にいってましたから。

DF伊野波選手は良く走りました。後半は疲れが見え始め、運動量的に厳しかったです。それがピンチを招いていましたし、攻撃もあまり効果的に加わるコトは出来ていませんでした。守備力は確かなモノですが、やはり総合的に見てDF内田選手がチームにフィットしてると感じていました。

でも3点目GETで「よくやった」という評価になり、選手としての株も上がったでしょうし、本人の自信にもなったでしょう!

今回の試合で、まじめにひたむきに、そして正々堂々と戦うコトの意味がホントに良くわかりました。また、それを証明してもらえて心から嬉しかったです。

10人でも自分たちのサッカーを信じて正々堂々戦って勝った。これは大きな財産でしょう!

カタールに限らず、中東ではオイルマネーで国も経済も潤っています。それはサッカーも同じで、莫大な金額で選手を移籍させたり、ピークを過ぎた有名選手も最後の稼ぎに中東に移籍したります。最近では中東の大富豪がプレミアリーグのビッククラブを買い取ったりも目立ちます。

でも、本当のサッカーが中東にはあるのでしょうか?

今回のアジア杯は強豪サウジアラビアが早々に敗退するという波乱の展開でしたが、もしかしたら、中東に今後のサッカーのあり方を示す重要な大会となるのかもしれませんね。

少なくともカタール戦を観る限り、狡猾なプレーと帰化選手で固めているままでは未来はないでしょう。

この決勝トーナメントで、ボクはベスト4に中東勢は残れないと感じています。現にウズベキスタン対ヨルダン戦はウズベキスタンが勝ちました。

もしも本当に中東勢がベスト4に残れなければ、全てにおいてサッカーのあり方を考え直す大会になるのは間違いないと思っています。

【了】

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2011アジア杯 対 サウジアラビア戦


いやぁ…背中の痛みが完全に治らず、苦しい数日を過ごしている灯夢ユウキです!

…とは言っても、とりあえず生活に支障はないので、早めの布団改善(たぶんこれが原因)を進めたいと思っております。

もちろん、そんな体でも観ますよサッカー日本代表の試合!!!

アジア杯の予選リーグ第3戦目はサウジアラビア(以下サウジ)です☆

サウジというと、アジア地区は間違いなく強豪に数えられて、過去何度もアジア杯でもW杯予選でも日本に立ち塞がった強敵です。

しかし、今大会のサウジはちょっと事情が違ったようです。シリア戦とヨルダン戦の2試合に敗戦。早々と予選敗退を前戦で決めてしまいました。これにはちょっと意外でした。

なのでこの試合、構図としては、1勝も出来ずに帰るコトはできないサウジと、勝って予選突破を確実にしたい日本という形になりました。

その第3戦のメンバーはこうです!

GK: 21 西川周作
DF: 4 今野泰幸
  5 長友佑都
  6 内田篤人
  2 伊野波雅彦(後半0分)
  22 吉田麻也
  3 岩政大樹(後半18分)
MF: 7 遠藤保仁
  15 本田拓也(後半37分)
  10 香川真司
  16 柏木陽介
  17 長谷部誠 (cap)
FW: 9 岡崎慎司
  11 前田遼一
サブ: 23 権田修一
  12 森脇良太
  20 永田充
  13 細貝萌
  14 藤本淳吾
  18 本田圭佑
  19 李忠成

っと、こんなでした☆

スタメンで注目すべきは、やはりGK。シリア戦の不可解な判定により1発レッドになった正GK川島選手は1試合の出場停止。しかも協会の不手際で正式な抗議も出来なかったというから、お粗末なオチがつきました。

ボクも創作団体を持っていますし、過去にもいろいろな形の企画に参加したコトがありますが、やはり相手がどんなコトを考えて、どんな形を求めているのかは可能な限り把握する必要があると思っています。大会レギュレーションもまたしかり。

協会からすれば、過去何回も参加しているアジア杯なので、ハッキリ言ってレギュレーションをしっかり確認しないという油断があったでしょう。

人間だれでもミスはありますが、それでも協会の人間が誰も気付かなかったのはおかしな話。世界を相手に、と協会関係者も何度も言っていますが、世界を相手にするなら基盤を支える協会もしっかりしてもらいたいものです。

そこで出番がまわってきた、前シリア戦途中からゴールを守るサブGK西川選手!

ボクは好きな選手ですね♪
GK川島選手とは、またタイプが違うGKですが、技術がしっかりしているので観てて安心です。特にゴールキックは逸品。右利きなのですが、左足で蹴るちょっと変わったテクニシャンです。

あとは、MF松井選手とMF本田選手が欠場です。特にMF松井選手はサウジ戦後に帰国という判断をし、チーム離脱みたいです。肉離れの状態が思ったよりも良くなかったみたいですね。残念です。

MF本田選手も捻挫のため欠場。

この2つのポジションには、FW岡崎選手とMF柏木選手が入りました。

エースとゲームメーカーを欠いて、しかも守護神もいない状況でどのように試合に臨むのか?
はじめは不安を感じる部分もありましたが……

結果は5-0の圧勝♪

まずはサウジ!

どうも熱が感じられず、やはりやる気がなかったと見てます。

試合開始数分は「どうにか日本に勝ってやろう」という動きに見えましたが、いつものサウジではなかったです。

1つ1つのパスも雑で精度が悪く、攻撃のテンポも速くない。特に悪かったのはDF。完全にザルです。まぁ…2試合負けた原因が良くわかってしまう守備でした。

簡単にどうのこうの言う以前にサウジの選手は闘志はなく、それは時間を追うごとにハッキリしてきます。

我らが日本ですが……

上記のようなサウジが相手なので、正直手放しで良かったとは言えません。勝って当然でしたので!

得点も5点は圧勝ですが、前半早々3点取った時点で終了までに5~6点は取らなくてはおかしいゲームでしたので、あえて無難な試合と言っておきます。

しかし、収穫はいくつかあります!

まずはFWの得点です。FW前田選手とFW岡崎選手に得点が出たコトは良いコトです。特にFW前田選手は前2試合フル出場してません。動きは悪くなったので出場時間が欲しいところでしたが、不運が重なってました。なので、今回の2得点は良いプラスです。

FW岡崎選手は「さすが」の一言!
昨年のW杯直前まではレギュラーでしたが、大会直前でサブに降格。MF松井選手との交代で試合には出て得点もしましたが、本人的には悔しかったと思います。

しかし、今回はハットトリック☆

これはザッケローニ監督にもかなりのアピールになるでしょうし、次戦から安心してスタメンで使ってもらえる切符を手に入れたと思います。

それにFW岡崎選手はMF松井選手と同じように上下の動きをシッカリして守備にも貢献。この人の動きはホントに試合に効いてます。MF松井選手がいなくなるのは残念ですが、存分にFW岡崎選手には活躍してもらいたいです。

あとサイドバック(以下SB)が効いてました。っていうか、サイド攻撃が良い形でした!
結果、得点もほとんどサイド攻撃からでした。

まぁ…サウジがあんなで、けっこうSBの裏が空いてたので、使いたい放題って感じもありましたが(笑)

言うまでもなくDF長友選手はバッチリ効いてて、DF内田選手も攻守の切り替え早く上手く絡んでましたが、2枚目イエローカードもらってしまいました。これで次戦は出場停止。ちょっと残念。

しかし、そこに入ったDF伊野波選手は良い入りが出来たと思います。所属チーム鹿島アントラーズではセンターバックですが、無難にサイドもこなしてましたね。SB出来るDFというのは主に守備になりがちで、オーバーラップがなくなり攻撃力が半減するのですが、後半見た感じ、そんなコトもなさそうです。クロスも上げてアシストして結果も出しましたし。

あと、DF岩政選手も試合の中でプレイできたコトは大きいです。DF吉田選手はイエローカード1枚もらってますから、場合によっては出場停止になる可能性もあるので、そういった不安を軽減してくれる要素ですね。

そしてGK!

GK西川選手もバッチリやってくれました♪
元々前監督の岡田さんも選んではいましたが、W杯本戦では主将GK川口選手サプライズ選出のため落選。でも実力はバッチリです。

正直、過去のGK川口選手と楢崎選手のように、日本代表の2枚看板のGKになってほしいとボクは思ってます。

最後はMF遠藤選手を休ませるためMF本田拓也選手が入りました。試合運びとしては理想的な展開です。

ただ、あえて改善してほしい要素をあげるとしたら、前半3点目を取った以降のテンポダウンと集中維持ですね。

正直、試合展開はサウジのやる気なさもあって間延び展開が多く、観てて面白くはなかったです。それは試合が単調になってきているからで、選手ももっとアイデアが必要で、今回みたいな試合展開では試せるチャンスがあったハズです。そういうコトをやってくれたら注目するポイントも増えたと思います。

あと、個人的な要求としては、MF香川選手が今一つチームで機能してないのかな?っと思えてしまうところ。

実際、たぶんこの試合の日本チームで1番の運動量はMF柏木選手だと思います。MF柏木選手もDF伊野波選手同様、レギュラーとほとんど変わりない働きをしました。2人とも持ち味を出すコトに成功しましたが、MF香川選手はどうでしょうか?

もちろん貢献はしていると思います。今回もアシストしてますから、チームには必要だと思いますが、かつて、過去の10番が活躍し大会MVPを獲り、チームが優勝したときのオーラが感じられないと言うか…何か物足りなさが毎回残ります。

過去の10番の名波選手や中村選手は、やはり「ここぞ」というときに活躍してました。それはアジア杯に限らず、そういった選手がいるチームがどんな大会でも優勝してるように、必ず必要な要素なのです。

ボクは、それはMF香川選手しかいないと思っています。そのオーラがチームに加わって、初めて新生日本代表と言えるのではないのでしょうか?

すでにチームはまとまりつつあると言う人も多いですが、それはちょっと判断が早いと思います。サウジ戦を観ても、要所要所では守備も細かなミスをしてます。サウジがもうちょっと調子が良ければ日本は2点ぐらしか得点できず、1~2点ぐらい失点しててもおかしくないです。

結局はベテランの少ない若手中心で、精神的支柱がハッキリしないチームであるコトは変わりないでしょう。そんなチームが機能していくには、綱渡りのようなリスクを犯し、確実に勝ち星を取っていくしかないはずです。それだけが絶対的な力の証明なので。

次戦からが本当の戦いで、本当の日本代表の評価が示されるでしょう!

そして、チームが本当の意味で一丸になり、1人1人の選手の魅力を出して、新たな日本代表のカラーを見せてくれるコトを願っています。

そう考えると、また次回の試合を観るのが楽しみになってきます♪

【了】

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2011アジア杯 対 シリア戦


サッカーTV観戦しながら飲んだオレンジジュースが味が濃すぎてゲンナリしていた灯夢ユウキです!

まず、前回のヨルダン戦でのコラムでしたが、1部訂正がございます。

得点シーンでの記載が『FK』となっていましたが、正しくは『ショートコーナー』からです。謹んで訂正申し上げます。

そんな修正個所を発見しながらも、今夜も観ましたアジア杯のシリア戦!
いやぁ~っ、いろんな意味で興奮しましたよ☆

では、シリア戦のメンバーです♪

GK: 1 川島永嗣
DF: 4 今野泰幸
  5 長友佑都
  6 内田篤人
  22 吉田麻也
MF: 7 遠藤保仁
  8 松井大輔
  13 細貝萌(後半47分)
  10 香川真司
  9 岡崎慎司(後半20分)
  17 長谷部誠 (cap)
  18 本田圭佑
FW: 11 前田遼一
  21 西川周作(後半29分)
サブ: 23 権田修一
  2 伊野波雅彦
  3 岩政大樹
  12 森脇良太
  20 永田充
  14 藤本淳吾
  15 本田拓也
  16 柏木陽介
  19 李忠成

って感じで、スタメンは前戦ヨルダン戦と同じです。でも、良く見てください。サブのGK西川選手がFW前田選手と交代してますね。

そうです!
今回は退場劇で荒れました…(汗)

まず、この試合。
前大会準優勝のサウジアラビアを破り波に乗るシリアを、まさかの初戦ドローで出だしでつまずく日本が、どう対応するかという構図でした。

シリアも日本まで喰ってやる気マンマン!

短期決戦の予選。第2戦目での引き分け以下は自動的に予選脱落を意味します。TVでは早くも迎えた天王山なんてコメントしてました。

大げさのようにも感じますが、でも、実際そのぐらいの緊張感で望んでもらいたい試合でした。

前戦で露呈した連携の悪さにスピードの遅さ。その不安を修正出来ているのかが大きなカギ。それさえ出来ていれば問題はなかったのですが……。

そもそも昨日の朝。スポーツ新聞を読んでちょっと驚きました。シリア戦の審判団が3人とも中東。

別に人種差別をするワケではないですが、それでも、サッカー知識・技術は国によって偏りがあるのは確かなコトで、この試合、もしかしたら審判で荒れるか…?っと思ってましたら……。

そんな、どうでも良い予感が的中しました…(泣)

前半から日本は試合のペースを作ります。15分すぎるぐらいまでシュートが打てない展開でしたが、ボールは良くまわしてました。

でも、シリアも負けず劣らす。攻守の切り替えの早さや球際の強さはけっこうなハイレベル。

そんな展開を観ながら、意外と平等に笛吹くな、と主審に感心していたボクでしたが、そこから次第に先制点争いがし烈になり、選手同士の動きも激しさを増します。

シリアは良い動きでしたが、この手のチームは30分以降が苦しくなるのが王道パターン。日本のMF遠藤選手のようにボールを落ち着ける選手がいないので。

それに、このシリア戦は前戦とは見違えるぐらいにボランチのMF遠藤選手と長谷部選手の動きが良い。視野も広いし、なにより縦パスを入れる。前戦で問題点にあげていた個所をガッチリ修正してくれました。

こうなると攻守の切り替えは早くなり、DFやFWともバランスが取れます。

そして、だからこその35分の先制点!

MF本田選手・香川選手・松井選手という、2列目の選手が全てボールに絡み、最後はMF長谷部選手。キャプテンの1発で先制です。

ただ、前戦ヨルダン戦で日本も後半ロスタイムに同点に追いついた例があるように、中東に地の利があるシリアには油断ならない雰囲気がありました。

それが如実に見えたのが後半開始直後。選手も代えて猛烈にプッシュしてきました。日本も勢いは負けていませんが、ミスの許されないシーソーゲームの展開に。

しかし我らが日本は、そのミスの許されない中でミスをしました!

それがバックパス。状況的にもバックパスするタイミングではなかったですし、せめぎ合っている中で1歩でも後ろに引けば自分の首を絞めるコトになるコトは明白。

結果、ルーズボールが相手選手に取られ、飛び出たGK川島選手は必死に戻り手を伸ばし、相手選手を倒しPKの判定。

ここが今回の大きなポイントです!

バックパスのルーズボールが相手選手に渡り、すぐに縦パス。この時点でオフサイドのはずです。ですが、主審はその後に起きたGK川島選手のファールを取る。

これは絶対におかしい!

TVでも副審はオフサイドの旗を上げていました。結果、両チーム入り乱れての抗議。いやぁ……荒れました。大いに荒れましたよ。

こんな時に、なんで審判がインカム付けてやってるのか、そういう意味を強く問いたいと感じました。別室でモニター確認すれば細かな状況がわかるはずです。その連絡も素早く出来るはずです。なのに、それをしない。

完全にナンセンス!

ボクはここがサッカー後進国と言われても仕方がない部分だと思っています。大会のシステムやいざというときの連携。そういった部分がずさんすぎるのです。

こんなコトがあっては、どんなに良い試合しても選手や観客は面白くありません。

で、しかも、GK川島選手が1発レッドの退場。まったくなんだか意味がわからない。

ですが、これで日本は10人に!

FW前田選手に代わりGK西川選手が入ります。そしてPKはシリア成功。1-1の同点になります。

しかし、ここから日本は完全に魂の炎が点火します!

もちろん勝にきたシリアですが、それ以上の運動量とガッツで日本は応戦します。時折危ない場面もありましたが、GK西川選手がしっかりセーブ。途中出場のGKほど難しいモノはないですからね。ものスゴイ良い働きをしてくれたと思います。

個人的には、何人かいる一押し選手の1人なので、けっこう嬉しかったです♪

その後、日本のガッツが実り37分、今度はFW岡崎選手が粘ってPKを獲得。前に出て攻める気持ちがもぎ取った結果ですね。

このPKをMF本田選手が確実にGET。2-1して再びリード。

ここからはシリアもハードワークに出てきましたが、次第に焦りも見え始め、DFのサッバグ選手は、まさかの数分間で2枚のイエローカードをもらい退場。

やはり、こういう「もろさ」ですね。特にサッカーの下位ランキング国には良く起きる現象で、メンタルをコントロールする上に立てる選手もいなければ、各選手もそういった経験がないので対処できない。

体格や技術を持っていても、最後は見えない部分。日本は熱くはなってましたが、上手く悪循環は起こさないよう、みんなが共通認識で対処してました。それが生んだ10人でのゴール。

最高でした♪

最後は、まさかのロスタイム6分という、まったく悪い審判に当たった最後のとどめみたいな時間でしたが、ボクは4分か、最悪でも5分かと思ってました。なので、ビックリ。

しかし、日本代表は確実にしのぎきり2-1で勝利。

ホント、マジで興奮しましたね(笑)

今回、シリアの選手たちは悪くないと思っています。むしろ審判が問題です。カードの枚数も多かったですし、ましてやPKの判断が副審と別れるなんて言語道断。しかもPK2回。
もっと判断基準を厳格化して、機材やアイテムを使うなら使い、どの国でも審判レベルの向上に努めてもらいたいと痛感しました。

じゃないと、せっかくの良い試合も台無しですからね。

次戦はサウジアラビア戦です。やはり目指すは予選グループ1位通過。負けても通過は出来ると思いますが、しっかり実りある試合内容で、本戦に備えてもらいたいですね。

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2011アジア杯 対 ヨルダン戦


ツイッターの操作を勉強中の灯夢ユウキです!

さて、今年初のサッカーコラム【灯夢のフィールド】がやってまいりました♪

2011年初戦はアジア杯のヨルダン戦です!

ザッケローニ監督にとっては初のカップ戦ですので、本格的に結果が求められる大会です。しかもアジア地区の大会。簡単な大会ではないですが、でも、優勝が最低条件と言っても過言ではない、指揮官にとってはハイプレッシャーな条件です。

その初戦を飾ったメンバーは以下の通り!

GK: 1 川島永嗣
DF: 4 今野泰幸
  5 長友佑都
  6 内田篤人
  22 吉田麻也
MF: 7 遠藤保仁
  8 松井大輔
  9 岡崎慎司(後半13分)
  10 香川真司
  17 長谷部誠 (cap)
  18 本田圭佑
  14 藤本淳吾(後半45分)
FW: 11 前田遼一
  19 李忠成(後半0分)
サブ: 21 西川周作
  23 権田修一
  2 伊野波雅彦
  3 岩政大樹
  12 森脇良太
  20 永田充
  13 細貝萌
  15 本田拓也
  16 柏木陽介

っと、こんな感じでした!
だいぶ若返った印象ですね♪

このメンバーでアジアNO.1の称号を奪回すべく試合に臨んだ我らの日本代表のヨルダン戦の結果は……

1-1のドローでした。

しかも、先制はヨルダン。何と言うか……ちょっと焦りましたよ…(汗)

フォーメーションはここのところ定着してきた4-2-3-1で、FW前田選手の1トップ。

まずこの試合。注目すべきは典型的な格下相手の試合だったということ。ヨルダンは完全に深くディフェンスラインを引いて数で守りスペースを消してきました。

前半、それなりに攻めていたと思います。良いシュートもそこそこありましたから。でも、なんと言うか、今一つ精度を欠いたみたいな印象はありました。

この試合……っとうか、この大会、けっこうマスコミやファンの期待が大きいとボクは感じています。それはW杯後、親善試合では強豪アルゼンチンとライバル韓国を破り、否応なしにアジアNO.1への期待が高まっているからでしょう。

同時に、ドイツでのMF香川選手への期待!
これが大きいでしょう。背番号10番も継承して、新たな日本代表のこけら落としみたいな雰囲気が大会前から漂ってました。

しかし、蓋を開けてみれば、相次ぐ負傷者が出てDFはベストなメンバーで組めない結果。それに伴って意気込む攻撃陣は、すでに自信と言うよりも、W杯とは違う変なプレッシャーと戦っているようにも見えました。

後半もボクには前半と同じように見えてました。それは単調で視野の狭いパス。だから受けてから選手が考える。結果、展開が遅く、格下相手に苦戦する。

まず、問題はボランチのMF遠藤選手にMF長谷部選手。本来、守備と攻撃をつなげるチームの影のエースが機能していませんでした。やけに横パスが多い。しかも、先に目で横を見るので、みすみす縦や逆サイドのフリーの選手を見逃す流れを繰り返してました。

こういうことが続くと自然とチームはバランスが崩れてきます!

特に良く目についたのが2列目のMF香川選手・MF本田選手・MF松井選手です。まず、ボクの感じていた問題点に気づき、必死に改善を図っていたのはMF松井選手です。逆にどうにか結果を出そうと四苦八苦していたのがMF香川選手にMF本田選手。2人とも「こんなはずではない」といった感じがありあり出てましたね。

なので、本来、攻撃の中心でトップ下を任されていたMF本田選手は徐々に右に移動。逆にMF香川選手が中央でプレーする時間が増えていました。MF松井選手は動いてボールを受けようとしますが、これで余計な体力を消耗することになります。だから、2列目のバランスは崩れてきます。

1番あおりをくらったのが1トップのFW前田選手。2列目との距離感が完全に狂って動き辛そうに見えたのはボクだけではなかったのではと思います。

そんなことやってましたから点は取れないワケです!

こうなってくるとサッカーでよくある光景で、中盤が前後間延びするのです。そこにできたスペースを使われると、いくら格下相手でも危険です。

で、同じ理由が危機を招きます!

それが前半45分の失点です。これ、DF吉田選手のオウンゴールと言われますが、それはまったくの誤解もいいところ。良く見れば、ボランチがしっかり寄せきれてないからボールをコントロールされる結果になり、さらにDFの対応が後手後手にまわった中で、DF吉田選手だけは懸命に足を出してシュートコースを切ったのです。でも、運悪くボールが入ってしまったということ。

今回確かにDFは急増で安定感を欠きました。練習中は3バックも試していましたが、召集の集まりの悪さやケガ人の関係で結局はいつもの4バック。

いささか不安の目で見てましたが、案の定上手くは機能しなかったですね。

これに関しては、選手以外にも大きな原因があります。それは試合のスケジュールによるコンディションのばらつきです。

国内で言えば天皇杯を上位まで勝ち進んだチームは年末まで試合があったわけですが、天皇杯を早々と敗戦したチームと海外チーム所属の選手は1ヶ月近く実践から離れた形になっています。

それに付け加え、召集の集まりの悪さとケガ人。コンディションが作れないうえに練習で感覚を合わせる時間もないのであれば、ボクが上記であげた理由があったとしても、ある意味酷というもの。なので、今回は土台作りに失敗した厳しい大会になると覚悟するしかないですね。たぶんこのことは、後々まで少なからず悪影響が残るでしょうから。

結局、悪い流れは後半もズルズル続き、誰もが敗戦濃厚と感じていた後半47分。FKからのボールをDF吉田選手がヘッドで得点。これにはホント助かりましたね。

結果1-1のドローで終わりましたが、全体の印象は『ヨルダンがよく日本を研究してきているな』ということです。

それは、数字上のシュート数などは日本の方が多いのですが、そのほとんどのシュートがシュートコースを限定させるDFの守備対応で、GKにしても怖いモノではなかったということです。それと決定的なのは相手GKのファインセーブに止められてましたが、惜しいには惜しいけど、なんか相手の作戦にはまった感じがあって、まんまとしてやられたと認めざるを得ない結果だったと思います。

ボクとしては、やっぱ精神的支柱がいないことが響いていると見ています。W杯まではMF中村俊輔選手やMF中村憲剛選手、それにGKには川口選手や楢崎選手と長年日本代表を支えていた選手がいなくなったうえに、DF中沢選手とDF闘莉王選手の離脱はホント痛いモノとなっています。

試合を観てても、フィールドで修正する選手がいないように見えること。そして監督もまだ外から上手く選手をコントロールできていないこと。このことは、このアジア杯を勝ち抜くためにも大きなポイントでしょう。

技術的には過去最高と言って良いぐらいに良い選手がそろっていると思いますが、いかんせん若く経験がない。なので、もろさが簡単に出るという、もろ刃の剣です。

次戦の準備はメンタルの部分が大きな要素になりそうですが、とにかくガンバってもらいたいです!

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国際親善試合 対韓国戦


アコギ修理とエレアコ購入のため昼は池袋まで行ってましたが、サッカー日本代表の試合前にはしっかり帰宅した灯夢ユウキです!

先日のアルゼンチン戦に続き、いよいよ韓国戦です
個人的にはホームのアルゼンチン戦よりもアウェーの韓国戦の方を重要視してました。

その理由は単純です!
そう……敵地で勝てるか?…という日本代表の最大の課題を南アフリカW杯を通してどれだけ克服できたかが知りたかったからです。

昔からホームでは強かった日本代表。しかし、敵地あると実力が発揮できない場面が過去に多々ありました。

今後2014年W杯を目指す場合、やはり敵地での戦いというのはもっとも重要となってきます。そのために韓国との試合は最高の組み合わせだと思いますね。

今回のメンバーは交代も含めて以下の通りです!

GK:21 西川周作
DF:3 駒野友一→6 内田篤人(前半15分)、5 長友佑都、20 栗原勇蔵
MF:7 遠藤保仁→14 中村憲剛(後半40分) 、15 今野泰幸、17 長谷部誠(Cap)
FW:8 松井大輔→16 金崎夢生(後半33分)、11 香川真司→13 細貝萌(前半27分)、12 前田遼一、18 本田圭佑

サブ:23 権田修一、28 曽ヶ端準、24 槙野智章、25 伊野波雅彦、2 阿部勇樹、19 森本貴幸、27 関口訓充

日本代表と韓国代表は共にW杯後に新監督となっています。現時点では新監督の戦術などを理解し、それなりに実践できるところにたどり着けた感じかと思います。

ザッケローニ監督になって日本代表は良い方向に前進しました。それは先週のアルゼンチン戦を観ても明らか。ホームだったという要素を抜いても良い試合だったと言えます。

しかし、ある意味では韓国も同じでした!

昨日の試合を観て開始数分で感じたのは、明らかにW杯よりも強いということ。正直これには驚きました。

韓国代表はチームのエースであるMFパク・チソンが負傷のため試合を欠場。個人的には少々残念でしたが、試合を観てエース抜きでも抜群の攻撃力と相変わらずの球際の強さはホントに脅威ですね。それが新監督になってから益々シビアになったように思います。

そんな韓国代表相手ですから試合もけっこう危険なシーンも目立ち、日本代表のDF駒野選手が前半早々ヘディングで競り合った結果、負傷退場しました。報道では右腕骨折とかなりの重症とのことなので心配ですね。早期回復で元気な姿をピッチで見せてほしいです。

その後は一進一退の攻防!

日本代表は若干アルゼンチン戦とはメンバーが変わっているものの、中盤をコンパクトにしたゾーンプレスは健在。韓国代表に思うようなボール回しをさせませんが、個人のレベルでは勝るため、時折少ないチャンスをシュートまでつなげるところは敵ながら「さすが」の一言。

日本代表もMF本田選手・MF香川選手を中心に攻撃を展開。両サイドバックのオーバーラップは当然で、MF松井選手やワントップに起用されたFW前田選手も奮起。けっこう良い形は作ってました。

願わくば、FW前田選手の連携がもっと早めに機能していればと思いましたね。後半は良くボールに絡んでいましたが、前半はけっこう消えてました。

あとはMF金崎選手が良かった♪
このドリブラーも2014年W杯に向けて日本代表を背負って立つ選手ですね。今回も途中出場ながらボールを持ったら前へのドリブルでけっこうチャンス演出しました。そして驚いたのが仲間との連携。かなり良いですね。このまま日本代表に定着すれば間違いなく中心選手でしょう。

少々不安に感じたのがセットプレイ!

FKはMF本田選手やMF遠藤選手がいるので問題ないと思いますが、CKがやや弱く見えます。たぶんDF闘莉王選手の欠場の影響もあるでしょうが、守備でも攻撃でも空中戦の厚みがないですね。今後はこの部分を改善しつつ現在ある良い部分を進化させてほしいです。

結果、かなり良い試合をした対韓国戦は0-0のスコアレスドロー!

敵地で引き分けなので収穫も多く、喜べないにしてもそれなりに満足して良い試合内容だと思います。まだ攻撃の形を模索している部分がザッケローニ監督にはあると思うので、次回までには得点を獲るスタイルをもっと強化してもらいましょう。

と、喜んでは良いとは思いますが……

仮にW杯予選で韓国代表と同じ組になったらと考えると怖いです。勝てないということは、それだけチャンスも潰してしますし、運よくW杯に参加できてもアジアレベルという限界が見えてしまうでしょう。

やはり4年後に世界と互角に戦うためには韓国代表を打ち破る力は必須だと言えますね!

とはいえ、日本代表の年内試合はこれが最後。次回は来年1月のアジアカップとなります☆

これから日本代表はもっと強くなるのではという希望を感じる2試合でした。また来年を楽しみにして日本代表を応援しましょう♪

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