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  • 03/29/05:11

2011アジア杯 対 ヨルダン戦


ツイッターの操作を勉強中の灯夢ユウキです!

さて、今年初のサッカーコラム【灯夢のフィールド】がやってまいりました♪

2011年初戦はアジア杯のヨルダン戦です!

ザッケローニ監督にとっては初のカップ戦ですので、本格的に結果が求められる大会です。しかもアジア地区の大会。簡単な大会ではないですが、でも、優勝が最低条件と言っても過言ではない、指揮官にとってはハイプレッシャーな条件です。

その初戦を飾ったメンバーは以下の通り!

GK: 1 川島永嗣
DF: 4 今野泰幸
  5 長友佑都
  6 内田篤人
  22 吉田麻也
MF: 7 遠藤保仁
  8 松井大輔
  9 岡崎慎司(後半13分)
  10 香川真司
  17 長谷部誠 (cap)
  18 本田圭佑
  14 藤本淳吾(後半45分)
FW: 11 前田遼一
  19 李忠成(後半0分)
サブ: 21 西川周作
  23 権田修一
  2 伊野波雅彦
  3 岩政大樹
  12 森脇良太
  20 永田充
  13 細貝萌
  15 本田拓也
  16 柏木陽介

っと、こんな感じでした!
だいぶ若返った印象ですね♪

このメンバーでアジアNO.1の称号を奪回すべく試合に臨んだ我らの日本代表のヨルダン戦の結果は……

1-1のドローでした。

しかも、先制はヨルダン。何と言うか……ちょっと焦りましたよ…(汗)

フォーメーションはここのところ定着してきた4-2-3-1で、FW前田選手の1トップ。

まずこの試合。注目すべきは典型的な格下相手の試合だったということ。ヨルダンは完全に深くディフェンスラインを引いて数で守りスペースを消してきました。

前半、それなりに攻めていたと思います。良いシュートもそこそこありましたから。でも、なんと言うか、今一つ精度を欠いたみたいな印象はありました。

この試合……っとうか、この大会、けっこうマスコミやファンの期待が大きいとボクは感じています。それはW杯後、親善試合では強豪アルゼンチンとライバル韓国を破り、否応なしにアジアNO.1への期待が高まっているからでしょう。

同時に、ドイツでのMF香川選手への期待!
これが大きいでしょう。背番号10番も継承して、新たな日本代表のこけら落としみたいな雰囲気が大会前から漂ってました。

しかし、蓋を開けてみれば、相次ぐ負傷者が出てDFはベストなメンバーで組めない結果。それに伴って意気込む攻撃陣は、すでに自信と言うよりも、W杯とは違う変なプレッシャーと戦っているようにも見えました。

後半もボクには前半と同じように見えてました。それは単調で視野の狭いパス。だから受けてから選手が考える。結果、展開が遅く、格下相手に苦戦する。

まず、問題はボランチのMF遠藤選手にMF長谷部選手。本来、守備と攻撃をつなげるチームの影のエースが機能していませんでした。やけに横パスが多い。しかも、先に目で横を見るので、みすみす縦や逆サイドのフリーの選手を見逃す流れを繰り返してました。

こういうことが続くと自然とチームはバランスが崩れてきます!

特に良く目についたのが2列目のMF香川選手・MF本田選手・MF松井選手です。まず、ボクの感じていた問題点に気づき、必死に改善を図っていたのはMF松井選手です。逆にどうにか結果を出そうと四苦八苦していたのがMF香川選手にMF本田選手。2人とも「こんなはずではない」といった感じがありあり出てましたね。

なので、本来、攻撃の中心でトップ下を任されていたMF本田選手は徐々に右に移動。逆にMF香川選手が中央でプレーする時間が増えていました。MF松井選手は動いてボールを受けようとしますが、これで余計な体力を消耗することになります。だから、2列目のバランスは崩れてきます。

1番あおりをくらったのが1トップのFW前田選手。2列目との距離感が完全に狂って動き辛そうに見えたのはボクだけではなかったのではと思います。

そんなことやってましたから点は取れないワケです!

こうなってくるとサッカーでよくある光景で、中盤が前後間延びするのです。そこにできたスペースを使われると、いくら格下相手でも危険です。

で、同じ理由が危機を招きます!

それが前半45分の失点です。これ、DF吉田選手のオウンゴールと言われますが、それはまったくの誤解もいいところ。良く見れば、ボランチがしっかり寄せきれてないからボールをコントロールされる結果になり、さらにDFの対応が後手後手にまわった中で、DF吉田選手だけは懸命に足を出してシュートコースを切ったのです。でも、運悪くボールが入ってしまったということ。

今回確かにDFは急増で安定感を欠きました。練習中は3バックも試していましたが、召集の集まりの悪さやケガ人の関係で結局はいつもの4バック。

いささか不安の目で見てましたが、案の定上手くは機能しなかったですね。

これに関しては、選手以外にも大きな原因があります。それは試合のスケジュールによるコンディションのばらつきです。

国内で言えば天皇杯を上位まで勝ち進んだチームは年末まで試合があったわけですが、天皇杯を早々と敗戦したチームと海外チーム所属の選手は1ヶ月近く実践から離れた形になっています。

それに付け加え、召集の集まりの悪さとケガ人。コンディションが作れないうえに練習で感覚を合わせる時間もないのであれば、ボクが上記であげた理由があったとしても、ある意味酷というもの。なので、今回は土台作りに失敗した厳しい大会になると覚悟するしかないですね。たぶんこのことは、後々まで少なからず悪影響が残るでしょうから。

結局、悪い流れは後半もズルズル続き、誰もが敗戦濃厚と感じていた後半47分。FKからのボールをDF吉田選手がヘッドで得点。これにはホント助かりましたね。

結果1-1のドローで終わりましたが、全体の印象は『ヨルダンがよく日本を研究してきているな』ということです。

それは、数字上のシュート数などは日本の方が多いのですが、そのほとんどのシュートがシュートコースを限定させるDFの守備対応で、GKにしても怖いモノではなかったということです。それと決定的なのは相手GKのファインセーブに止められてましたが、惜しいには惜しいけど、なんか相手の作戦にはまった感じがあって、まんまとしてやられたと認めざるを得ない結果だったと思います。

ボクとしては、やっぱ精神的支柱がいないことが響いていると見ています。W杯まではMF中村俊輔選手やMF中村憲剛選手、それにGKには川口選手や楢崎選手と長年日本代表を支えていた選手がいなくなったうえに、DF中沢選手とDF闘莉王選手の離脱はホント痛いモノとなっています。

試合を観てても、フィールドで修正する選手がいないように見えること。そして監督もまだ外から上手く選手をコントロールできていないこと。このことは、このアジア杯を勝ち抜くためにも大きなポイントでしょう。

技術的には過去最高と言って良いぐらいに良い選手がそろっていると思いますが、いかんせん若く経験がない。なので、もろさが簡単に出るという、もろ刃の剣です。

次戦の準備はメンタルの部分が大きな要素になりそうですが、とにかくガンバってもらいたいです!

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