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2011アジア杯 対 カタール戦
昨夜の試合の興奮が今だ冷めるコトのない灯夢ユウキです!
アジア杯の準々決勝のカタール戦。皆さんは観ましたか?
ボクは、W杯を除くここ数年で1番興奮しながらTV観戦しました☆
それと言うのも……
カタール選手、汚い!!!
それに対し、興奮した、というよりも、怒りを覚えた、といった感じでTV観戦したので、テンションは上がりっぱなし。
なので、今回は汚いプレーに対し、意見をぶつけてみようと思います☆
今回のメンバーは以下の通りです!
GK: | 1 | 川島永嗣 |
---|---|---|
DF: | 2 | 伊野波雅彦 |
4 | 今野泰幸 | |
5 | 長友佑都 | |
22 | 吉田麻也 | |
MF: | 7 | 遠藤保仁 |
10 | 香川真司 | |
→ | 20 永田充(後半48分) | |
17 | 長谷部誠 (cap) | |
18 | 本田圭佑 | |
FW: | 9 | 岡崎慎司 |
11 | 前田遼一 | |
→ | 3 岩政大樹(後半19分) |
サブ: | 21 | 西川周作 |
---|---|---|
23 | 権田修一 | |
12 | 森脇良太 | |
13 | 細貝萌 | |
14 | 藤本淳吾 | |
15 | 本田拓也 | |
16 | 柏木陽介 | |
19 | 李忠成 |
GK川島選手が復活。そしてDF内田選手が出場停止のためDF伊野波選手がスタメンです。
そのカタール戦、とにかくプレーが汚く、そして卑怯!!!
特に目立ったのがFW23番のセバスチャン選手。長身のストライカーですが、この人、プレイ汚すぎです。
ポストプレーの際に相手DFにわざと体を預けてファールを誘ったり、足を削ってきたり、ヒジを使って隠れて攻撃したり、ホント観てて腹が立ちました。
聞けばカタール代表は5人も帰化選手抱えていて、FWセバスチャン選手もその1人。確か南米だったかな?
そんなカタールは、まるで多国籍軍!
ちょっと異様な光景でしたね…(汗)
まぁ…今大会のホスト国。そして2022年W杯の開催国も決まったので、サッカーの代表におけるレベルアップは急務なんでしょう。
我が日本代表も過去に帰化選手を入れて代表をレベルアップさせた事実はあります。ラモス選手・ロペス選手。そして、現在のDF闘莉王選手がそうです。でもこれって、必要最低限の確固たる補強であって、帰化選手でまわりを固めたいとは考えてないですからね。
なのでボクは、自国代表のレベルアップを考えるなら、多くの帰化選手をむかえるのはかえって良くないと考えています。
そんな背景があるという理由かどうかは知りませんが、とにかくプレーが汚いカタール選手!
FWセバスチャン選手を筆頭に、ほとんどの選手が普通に足を削りヒジを平気で入れてきます。
出だし、日本はペースをつかめません。このチームはちょっとスロースターターなところがありますが、今回はそれにカタール選手のラフプレイが重なり、まさかの先制点献上。
これにはショックでした!
日本のオフサイドトッラプ崩れで裏の左スペースを使われ失点。このあたり、今だDF陣の連携が万全ではない証拠かと思いますね。
そしてDF吉田選手の、まさかのイエローカード2枚で退場という事態も大きな問題です。これは完全にFWセバスチャン選手にしてやられましたね。
ずっとマッチアップでセバスチャン選手と吉田選手はやりあってました。これは推測を出ませんが、おそらくはセバスチャン選手の汚い狡猾なプレーに吉田選手は精神的にイライラきてたと思いますし、対抗心もあったでしょう。
ですが、これが罠です!
正直、DF吉田選手がイエローカードをもらった2つの場面は、そんなに悪質なモノではありません。ただ、ちょっとやりすぎというか、いつもならそこまでやらないのに、って感じで、ほんの少々気持ちの制御が出来なくなった結果だと思います。
でもセバスチャン選手からすれば、これで良いのです。自分のマッチアップ選手をどう狂わせ、あわよくば退場に誘う。それにやられた結果です。
DF吉田選手の2枚目イエローカードのFKが、そのまま得点につながり、この時点で日本は追いついていたのにもかかわらず勝ち越しを許す2失点目。
しかし、ボクに2つ、日本が勝つ要素があると信じていました!
まず1つ。カタールは汚すぎるというコト。
FWセバスチャン選手を筆頭に、ほぼ全ての選手が隠れたラフプレーをおこなっていました。ボクは後半9分に確信します。こんな汚いチームが勝つはずない。必ず日本は勝って、サッカーのあるべき姿を見せてくれる、と。
本来スポーツは、みんなを興奮させ楽しませ、そして、子供に夢を与える対象でなければなりません。汚いプレーを使い、内容ではなく、どんなコトをしても勝つ、といった選手はスポーツをする存在価値がない、というコトです。今回ももちろんそうです。
サッカー選手が、そういった誇りを持っていなければ、ただボール蹴りが上手い人間といった以外になにもありません。
そして、もう1つがMF香川選手の復活。
このアジア杯。ボクも香川選手に関してはいろいろ感じていました。そして今までアシストはあれど、大きな結果が出てませんでした。
しかし、1点目のほとんどFW岡崎選手のゴールと言っても良いのですが、でも、走り込んでヘッドで押し込んだのはMF香川選手です。この1点が日本にとって1点以上に価値がある得点でした。
だからボクは日本は負けないと確信してました!
それに、今の日本代表には苦難に耐えて、しかも覆す何かがあります。それはビシビシ感じてます。だから10人で戦っても、なぜか不利に感じません。むしろ、逆に選手の動きが良くなるようにも見えるぐらいです。
そんな日本代表ですからやってくれました。MF香川選手の2点目。そして同点。この時、日本代表に完全に背番号10が存在した瞬間でしたね。これで日本は10人でも攻撃力ではカタール以上になります。
カタールのFWセバスチャン選手や他数名の帰化選手は個人技としてはレベルは高かったと思います。それに自国開催というメリットもプライドもあったでしょう。
でも、攻撃はロングボールをセバスチャン選手に入れるパターンがほとんど。守備も日本を研究して縦のパスを良く切るわりには裏を取られるともろく崩壊するという、典型的なランキング下位チームだな、という弱さを露呈します。
それに付け加え狡猾な汚いプレー!
日本の背番号10番に同点を決められた瞬間、カタールの勝利は消滅しました。彼らは日本が10人であるコトを理由に延長戦に持ち込む構えです。
しかし、MF香川選手が今の日本代表のキーマンで、本来のオーラを取り戻してからが本当の日本代表になるとボクは前回のコラムで書きました。
なので、ここまで来てみすみすカタールに延長戦はプレゼントしません。90分で決着がつくと感じたのは後半35分過ぎ。
それが現実になります!
やはりMF香川選手のプレーからです。中央からの切り込みでDF1人かわしGKもかわし、これはもらったと思った瞬間、相手DFにスライディングで倒されます。でも、こぼれたボールにオーバーラップしたDF伊野波選手が詰めてゴール。
まぁ…仮にシュートできなくても、これはあきらかにカタールDFのファールでPKだったでしょう。ボールじゃなくて足に完全にいってましたから。
DF伊野波選手は良く走りました。後半は疲れが見え始め、運動量的に厳しかったです。それがピンチを招いていましたし、攻撃もあまり効果的に加わるコトは出来ていませんでした。守備力は確かなモノですが、やはり総合的に見てDF内田選手がチームにフィットしてると感じていました。
でも3点目GETで「よくやった」という評価になり、選手としての株も上がったでしょうし、本人の自信にもなったでしょう!
今回の試合で、まじめにひたむきに、そして正々堂々と戦うコトの意味がホントに良くわかりました。また、それを証明してもらえて心から嬉しかったです。
10人でも自分たちのサッカーを信じて正々堂々戦って勝った。これは大きな財産でしょう!
カタールに限らず、中東ではオイルマネーで国も経済も潤っています。それはサッカーも同じで、莫大な金額で選手を移籍させたり、ピークを過ぎた有名選手も最後の稼ぎに中東に移籍したります。最近では中東の大富豪がプレミアリーグのビッククラブを買い取ったりも目立ちます。
でも、本当のサッカーが中東にはあるのでしょうか?
今回のアジア杯は強豪サウジアラビアが早々に敗退するという波乱の展開でしたが、もしかしたら、中東に今後のサッカーのあり方を示す重要な大会となるのかもしれませんね。
少なくともカタール戦を観る限り、狡猾なプレーと帰化選手で固めているままでは未来はないでしょう。
この決勝トーナメントで、ボクはベスト4に中東勢は残れないと感じています。現にウズベキスタン対ヨルダン戦はウズベキスタンが勝ちました。
もしも本当に中東勢がベスト4に残れなければ、全てにおいてサッカーのあり方を考え直す大会になるのは間違いないと思っています。
【了】
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